【著者プロフィール】
久保 智也(公認会計士・税理士)|税理士法人Luca 代表社員
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パート・アルバイト収入が106万円を超えると、社会保険に入らなければならない場合があります。
社会保険に入らなければならない条件は以下の通りです。
●1週間で20時間以上働いている
●1ヶ月の給与が8万8,000円以上である
●1年以上の雇用が見込まれている
●学生ではないこと
●従業員が501人以上の会社、もしくは従業員500人以下でも労使で社会保険の加入が合意されている
条件を満たして社会保険に加入することになった場合、保険料が天引きされる分手取りが少なくなる恐れがあります。
ここまで、パート・アルバイトの「○○円の壁」についてご紹介してきました。
○○円の壁は少しでも超えてしまうと所得税や社会保険料が発生し、手取りが少なくなってしまいます。
壁を超えるのであれば突き抜けて超えないと、かえって損をしてしまいます。
ただし自分で社会保険料を支払うと将来の年金が増加する可能性もありますので、検討が必要です。
【著者プロフィール】
久保 智也(公認会計士・税理士)|税理士法人Luca 代表社員