日本政策金融公庫で開業資金を借入する場合の手順や必要書類とは

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開業資金の調達におすすめなのが、政府が100%出資して運営されている日本政策金融公庫です。 今回は日本政策金融公庫で開業資金を調達する際の手順や必要書類についてご紹介していきましょう。

(1)日本政策金融公庫に融資申込みする場合の手順

まずは、日本政策金融公庫に融資を申し込む際の手順です。 現在は新型コロナウイルス感染症の影響によりインターネットを経由した申込みが推奨されています。

①申込み前に電話やオンライン、支店で融資相談する

まず申込み前に電話やオンラインで融資相談をすることをおすすめします。 融資相談は必須ではありませんが、自分の状況を相談することで適用されうる融資制度や借入目安などを知ることができます。

②申込みは必要書類を揃えてインターネットから

続いて、必要書類を揃えインターネットから融資申込みを行います。 日本政策金融公庫の公式ホームページ(https://www.jfc.go.jp/ )のオンラインサービスから『インターネット申込』⇒『国民生活事業(事業資金)のお申込はこちら』へと進み、メールアドレスを入力します。
入力したメールアドレス宛てに日本政策金融公庫からメールが来るため、記載されているURLから情報の入力に進みます。 最後のページで必要書類をアップロードするところが出てくるので、用意した必要書類を画像に撮るかPDFにスキャンするかしておきましょう。 必要書類の詳細については下記でご紹介します。

③日本政策金融公庫側の担当者との面談

インターネット申込みをしてから数日で日本政策金融公庫の担当者から連絡が来ます。 対面での面談日を調整し、担当者との面談を行います。 アップロードした必要書類を元に事業の状況や資金の使い道について確認がされます。 担当者は親身になって相談に乗ってくれるので、正直に全て話す方が借入の可能性が高まります。

④融資決定後借用証書などに記入・押印

面談後、融資の決定が下りれば日本政策金融公庫から借用証書等の書類が郵送されてきます。 それらの書類に記名・捺印し契約手続きが終わり次第、融資金が口座に送金されます。 返済は原則的に毎月割賦払いで、元金均等返済と元利均等返済などから選ぶことができます。

(2)日本政策金融公庫に申し込む際に必要な書類とは?

続いて日本政策金融公庫に融資申込みをする際に必要な書類をご紹介します。 今回ご紹介した書類以外にも追加の書類提出を求められる場合があるので、その際は日本政策金融公庫の指示に従いましょう。

・法人の履歴事項全部証明書または登記簿謄本(※法人の場合)
・運転免許証やパスポートなどの本人確認書類
・開業の流れや内容を記した創業計画書 ・設備資金を申し込む場合の見積書 ・許認可証(飲食業、美容業、理容業など)
・新型コロナウイルス感染症の影響による売上減少の申告書

創業計画書については日本政策金融公庫のホームページから書式をダウンロードすることができます。また、設備資金を申し込む際には見積書が、飲食業や美容業・理容業などは許認可証が必要になります。
最後の「新型コロナウイルス感染症の影響による売上減少の申告書」についてですが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて売上が減少していると認められれば無利子で借入ができるため、ぜひ検討しておきたいところです。

(3)開業資金の調達は日本政策金融公庫がおすすめ

ここまで、日本政策金融公庫で開業資金を調達する際の手順や必要書類についてご紹介してきました。 日本政策金融公庫では、書類等のやり取りがスムーズに進めば1か月程で借入をすることができます。 開業すると資金の有無は死活問題になりますので、開業の前から日本政策金融公庫で相談しておくのもおすすめです。


【著者プロフィール】久保 智也(公認会計士・税理士)|クボトモ税務会計事務所 代表
2021年よりクボトモ税務会計事務所を設立し、税務会計顧問、資金調達支援、事業計画策定支援及びM&Aサポートを提供している。 大手監査法人にて、金融機関を中心に政府系金融機関、地方銀行等に対する監査業務に従事。また、 IFRS監査、内部統制監査、SOCR業務等にも従事していた。 大手アドバイザリー会社では、M&Aトランザクションサービスを中心に業務を提供しており、金融機関、ベンチャー企業及び事業会社に対する財務デューデリジェンス業務及び企業価値評価にも従事していた。